【比較レビュー】話題の音楽生成AI「Suno」と「Udio」を両方使ってみた!
1. 比較する理由
以前のブログ記事では、歌詞を入力するだけでオリジナル楽曲を生成できる「Suno AI」について紹介しました。今回はその続編として、同じく音楽生成AIとして注目されている「Udio」と比較してみたいと思います。
「じゃあ、SunoとUdio、どっちがいいの?」
そんな疑問を持った方に向けて、実際に両方を使い比べた結果をまとめました!
2. 比較するAI紹介
ツール名 | 特徴 | URL |
---|---|---|
Suno | 歌詞と説明を入力するだけで、J-POP風やバラードも作れる。初心者向けのUI。 | https://suno.ai |
Udio | 海外発。音質・ボーカルの自然さに定評あり。エモ系やR&Bなどのジャンルに強い。 | https://www.udio.com |
3. 実際に作ってみた
※Sunoの詳しい使用感や曲の作成手順については、前回のブログで紹介済みなので、今回はUdioを中心にレビューしていきます。
🔸 Udioを使ってみた
- 使用方法:
- Udioの公式サイト にアクセスし、Googleアカウントなどでログイン
- 「Create」をクリック
- 上部の欄に曲のイメージ(プロンプト例:”a mellow lo-fi song about rainy nights”)を英語で入力
- “Lyrics”欄に歌詞を入力(自分で書いてもAIに任せてもOK)
- 「Create」ボタンを押して、数分待つと2種類のバージョンが生成される(A/B比較ができる)
- Udioの公式サイト にアクセスし、Googleアカウントなどでログイン
今回はUdioの使用感をチェックするために、まずは個別に「雨の夜に聴きたくなるような、少し切ない雰囲気の曲」を生成してみました。
- Promptに入力した内容: “a mellow lo-fi R&B track about longing and rainy nights”実際に生成されたものがこちら
-
歌詞は自動生成してもらいました。
- 感想:
-
サウンドはLo-fi寄り
- 少しエモ寄りなサウンドが多め?
-
3.5 同じテーマでSunoとUdioを聴き比べてみた!
今回、両方のAIに同じテーマを与えて、それぞれでどんな曲が生成されるかを試してみました。
🎯 テーマ:「アニメのオープニング風ソング」
アニメ好きなら誰でもワクワクする、疾走感と感情が交差するような“アニソン風”の楽曲を、SunoとUdioに作ってもらいました。
Prompt(共通):
a high-energy anime opening theme song filled with emotion and determination Japanese
🔹 Sunoで生成したバージョン
- 明るくアップテンポなサウンドで、まさに深夜アニメのOPっぽいノリ
- ボーカルの感情表現は力強く、少し電子音っぽさはあると感じた。
- 映像を思い浮かべたくなる構成。
🔸 Udioで生成したバージョン
- ロック調に仕上がっていて、キャッチーなサウンド。
- ボーカルの伸びが自然で、人間らしい熱量が伝わってくる。
- アニメで本当に使われていそうな完成度。
- 日本語の歌詞が少し不明瞭な感じ。
Udioは2個目の生成音楽が英語になってしまいましたが、それでもいい感じ
🎧 感想まとめ
Sunoはアニメ的演出に強く、Udioは感情の厚みや音のリアリティで魅せる…といった印象でした。
同じ「アニソン風」というテーマでも、それぞれのAIの“得意ジャンルの個性”がよく出ていて、非常に面白い比較になりました。
5. 今回のざっくりまとめとおすすめの使い分け
- Sunoはこんな人におすすめ
- 初めてAI作曲を触る人(一番とっつきやすそうなUIかも)
- Udioはこんな人におすすめ
- 海外っぽい音作りが好みの人
- エモい音楽を生成したい人
どちらも無料で始められるので、まずは触ってみて、自分の「作りたい雰囲気」に合った方を選ぶのがおすすめです
初めてUdioに触れましたが、もっと使ってみて詳しい違いを知りたいと思いました…
ではでは~